客室情報完全版〜露天風呂付き客室<竹の音>〜

宿を選ぶ時にどんな客室なのか、イメージだけではわからないことって多いですよね。失敗しないように写真をいっぱい見たり詳しい情報を探したり、大変な思いをしてプランを探していると思います。結構面倒なんですよね。でも、このページをご覧いただければ情報はほとんど揃います!分量が多くなってしまいそうなので、各部屋ごとに特徴をお伝えしますので是非御覧くださいね!

部屋予約の注意点

まず、すべての部屋に共通するご注意点を申し上げます。
【ご注意事項をどうぞご了承ください】
・ご予約いただいたタイプ内で○○号室など指定はできません。予約の早い順や人数によって部屋割を行っており、基本的にはランダムとなりますのでご了承ください。
・集中管理の空調で季節の変わり目などは送風状態にしている場合もあります。気温の暑寒には個人差があり調整ができない場合もございます。
・洗面台の湯も温泉を使用しています。長い配管を通ってきますのでなかなか温かくなりません。5〜10分程度出しっぱなしにしてお待ち下さい。
(水の音・竹の音は除く)
・一般和室の場合、2名利用時には事前に布団を敷いてご用意いたしますが3名以上の場合は食事の際に部屋に入れせていただき布団をご用意いたします。

露天風呂付き客室<竹の音>について

露天風呂付き客室<竹の音>の基本情報

【誕生年】令和5年3月25日
【設置階】5・6階(2部屋・全室禁煙)
【広さ】踏み込み3畳+本間12畳+ベッド間6畳+脱衣所+風呂+トイレ 【56㎡】
【防音性能】◎
【景色】渓流・天城連山・竹林
【定員】4名

【こんな過ごし方がおすすめ】
・高層階&2面に広く取られた窓から見える天城のパノラマビューを味わう。
・縁側テラスで天城の風を感じながらくつろぐ時間を。

【お部屋についてコメント】


改装前、「この壁がなかったらどれだけいい景色になるのか・・」と何度考えたことでしょう。
壁を思い切って取り払うと、なんということでしょう。目の前には竹林が広がり、出会い橋の中洲にあるハートのモニュメントや天城の山々まで見えるではありませんか!<川の音>とは打って変わって正方形に近い客間ですが、2面に取られた窓のおかげで圧迫感は微塵も感じさせません。また、縁側に座布団があり、ミニテーブルの設置や切り株から作ったテーブルなど、田舎暮らしで体験できる時間を楽しめるのも特徴です。縁側テラスから足をおろして縁側に座り込んでみてください。天城の風と竹林のざわめきが、得も言えぬ気持ちよさをくれます。

このお部屋は一番自然光を取り込むので、季節や天候で違った雰囲気になります。宿泊当日がどういう日なのかでお部屋で楽しむポイントも変わってきますが、先にイメージしておけばきっと「雨で残念」など悲しい思い出ができにくいのではないでしょうか。

渓流も見える。でも、一番目に入るのは山々と竹林の緑。田舎を体感するお部屋。

湯ヶ島たつたは渓流沿いの宿で、全てのお部屋から渓流は望めます。でも、この客室ほど多くの緑を堪能できるお部屋はありません。部屋に入ってまず飛び込んでくるのはきっと竹林の景色でしょう。どうしても目が行ってしまうほど、緑が飛び込んできます。2面に取られた窓から見える景色はそれぞれ違っていて、天城の景色をこれでもかと詰め込んだお部屋です。

逆に高層階にあるので川からは遠ざかっています。もちろん渓流の景色を楽しむことはできますが、<川の音>と比べるとその違いは圧倒的です。このお部屋の景色は、山々・緑・渓流・田舎暮らしなどが詰め込まれているので、渓流に特化したお部屋ではありません。ただ、全部を一緒に見れる贅沢もこのお部屋でしか味わえません。下に動画を貼っていますので是非ご覧ください。中盤あたりで川から竹林、そして山々からの空。このパノラマはなかなかすごいです。動画では限られた枠の中でしかお伝えできませんが、実際はもっと開放的な景色を味わえます。

ちなみに高層階になるほど、「虫」の脅威はなくなります。ゼロとはいいませんが、<川の音>と比べると虫の量はかなり少なくなります。

露天風呂付き客室<竹の音>イメージ動画

一番季節や天気に影響を受けるのもこのお部屋。

動画は撮りやすい晴れた日に撮影されていますが、実際は晴れの日、雨の日、夏、冬と様々な条件が重なっています。窓を多く取り、その分自然光も多く取り入れている客室ですので、そういった環境の変化に最も敏感なのは間違いなくこの客室です。気持ちよい日は言わずもがなですが、天候によってどんな違いがあるのでしょうか。

●夏の暑い日
日当たりがとても良好なお部屋ですので、その分室温も上がりやすくなります。集中管理冷房をONにして準備をしておりますが、一度冷気が抜けると冷ますのに通常よりも時間がかかります。逆に自然光を取り込める時間が長いので明るさを感じる時間も長いです。昼間は室内灯をつけても明るさがあまり変わらないほどですよ。

●雨の日
雨の日は景色が変わります。木々が水に濡れて緑がより濃くなり、山にはもやがかかって幻想的な天城連山が望めます。テラスでは過ごしにくくなりますが、雨音が天城の静けさをより感じさせてくれるでしょう。

●秋の日
川の方、そして山々が黄色く紅く染まります。<川の音>と大きく違うのはその近さでしょう。<川の音>では川向こうの出会い橋周辺が染まるので、すぐ近くで紅葉を楽しめます。反面、<竹の音>では見下ろした川沿い、遠くに見える山々など、距離は離れますがアチラコチラで秋の訪れを感じられます。

●冬の日
日当たりが一番よいこの客室は一番温度が下がりにくいお部屋でもあります(夏とは真逆ですね)。雪が降れば周辺から山々まで全て雪化粧をした景色を楽しめます。とはいれ年に2回あるかないかくらいしか降らないので、あまり期待はできませんね。山の緑も川向こうの緑も減る時期ですが、竹だけはしっかり葉が残ります。竹林の景色は冬でも変わらず楽しめるのは<竹の音>ならではのメリットでしょう。

他の部屋とは違う、アメニティも上質なものに。

特別なお部屋には特別なご用意を。他の客室でも一般的なものはほぼ全てご用意がございますので、1泊するのに足りないものはないかと思いますが、<川の音>ではワンランク上のアメニティをご用意しています。

シャンプーやコンディショナーは"POLA"のオーガニックタイプのものをご用意。数ある種類の中から、天城の自然を見て聞いて感じながら、それをさらに盛り上げてくれるような香りのものを厳選いたしました。化粧水は高級ホテルでも採用されているジョイエッロをご用意していまして、こちらは全客室に設置しています。さらにドライヤーはリファを設置、その他小物類もワンランク上の商品にてご用意しています。

身につけるものだけでなく、コーヒーもお茶器コーナーに置いてありますが、よくあるインスタントではなく、オリジナルブレンドのコーヒーをご用意しています。このブレンドも天城出身のコーヒーショップ店オーナーに依頼していて、天城の風を感じながらでも負けない香りを感じる一杯を楽しめますよ。

ご意見をいただいた点はほとんど解消(虫は除く)

皆様は湯ヶ島たつたの口コミもしっかり御覧いただいているかと思います。当客室も<川の音>同様にお客様の声を反映しております。

部屋のドライヤーの風量が弱い

他客室では電力が足りず強力なものは置けませんが、改装された<竹の音>では問題なく、リファのドライヤーを設置しています。

においがあった

このお部屋はもともとにおいのある部屋ではなく、その上で改装もしていますので、快適にお過ごしいただけます。

音が漏れていて、落ち着けなかった

改装を経て壁には十分な防音材を入れており、防音性能は大幅にUPしました。

なかなかお湯にならなかった

その他客室はシャワーや蛇口の湯も温泉なので、配管が長くなかなかお湯が来ませんが、<竹の音>は全て水道水となり、熱源も近くなりました。

その他にもこまごまと他とは違うグレードアップ。

1:冷蔵庫
<竹の音>では、その他客室と違い冷蔵庫も2段タイプで、冷蔵・冷凍ともにご利用いただけます。
2:客室露天用のバスタオルや湯浴み着も用意
もちろん湯巡り用のタオル入り湯浴みかごもあり、ダブルでご用意しています。

お泊りいただいたお客様の声のうち、ご意見を中心にご紹介

<竹の音>にお泊まりいただいたお客様から、ありがたいお声はたくさん頂戴しておりますが、ここまで紹介した内容で、ありがたいお声はほぼ紹介できました。写真や動画を見てもなかなか伝わらないのは、やはりお客様からいただいた「ご意見」の部分です。解決が難しかったり、コンセプトによるものだったりとすぐできないものも多いのでご参考としてご覧いただけたら幸いです。

お風呂に椅子がほしい

のんびり座るほどのスペースがなくて諦めた部分です。置けても一つかと思いますが、簡易的な椅子を検討中です。

カーテンの遮光が弱かった

想像以上に日当たりがよく、遮光性能が低くなってしまいました(真っ暗を保てません)。残念ながらすぐの変更が難しい部分です。

冷暖房の切り替えや温度調整が不便

このお部屋は従来どおり「集中管理」での空調を採用しています。部屋独自のエアコンではありません。先に書いた通り、夏季においては温度を保ちづらくなるので、「最大風量」での利用をおすすめいたします。

室内にソファがほしい

この客室では「田舎のくらし」をコンセプトにしていたため、たたみソファでのご用意をいたしました。
ローテーブルやローチェアを採用しておりますので、畳に近い空間を楽しんでいただけたら幸いです。

お風呂が開放的すぎる

当館では天城の景色を最大限に活かせるよう、目隠しなどの遮蔽物は極力なくしております。<竹の音>では露天風呂の手すり部分にカーテンを用意し、閉められるようにもなっています。また、オープンな状態でも安心してお入りいただけるように湯浴み着もお部屋に備えてございます。最大限に景色を楽しむため、どうぞご理解いただきますようお願い致します。

メイク落としもお部屋にほしい

今までは化粧水や乳液などのみ上質なものをご用意しておりましたが、検討いたします

乳液等に加えてメイク落としや洗顔剤もオーガニック素材のものへと変更いたしました。

お部屋選びは難しいですが、楽しい部分でもありますよね。「思ってたのと違う」が一番悲しい結果かと思いますので、少しでも参考にしていただけたらと思います。もう一つの露天風呂付き客室<川の音>についても同じく説明しておりますので是非御覧くださいね。